1000のマイルも1から

陸マイラーが福利厚生サービス・株主優待等を使うブログ

J-Basketの会員になりました

先日、ソラチカカードを再発行しました。目的は、通勤時の地下鉄利用でメトロポイントを貯めるためです。それ以外の目的はなかったのですが、JCBトラベルが運営している「J-Basket」というサービスにソラチカカードで申し込めることがわかり、物は試しに申し込んでみました。

今回は、J-Basketについて書いてみます。

J-Basket公式HPより

J-Basketの概要

運営会社であるJCBトラベルから送られてきたチラシによると、「旅」をはじめとするさまざまな特典満載の登録制サービス(有料)とのことです。

具体的には

  1. 情報誌「J-B Style」(紙媒体)
    年4回配本(季刊)。旅行、ホテル、グルメ情報を、1つのテーマに沿って紹介。テーマは季節、芸術、流行などさまざま。
  2. J-B Style Webマガジン
    情報誌「J-B Style」のなかのおすすめ記事や、取材時に仕入れたとっておきの情報を紹介。Web限定連載あり。
  3. 国内・海外パッケージツアー特典
    JCBトラベルデスクで旅行を申し込むと、OkiDokiポイントが一般カードで2倍、JCBプレミアムカードなら6倍付与。
  4. 国内宿泊オンライン予約クーポン
    JCBトラベルの国内ダイナミックパッケージに使えるクーポン(最大5,000円)がもらえる。
  5. グルメサービス
    OZmallのレストラン予約で利用できる5,000円分のクーポンを、年4回、各30名に抽選でプレゼント。
  6. 電子版るるぶ無料ダウンロード
    『るるぶ 情報版』シリーズの電子書籍を毎月1点無料でダウンロードできる。
  7. 優待サービス
    日常のさまざまなシーンで役立つ優待サービス、「J-Basket WELBOX」が利用可能。
  8. エンタメチケット
    J-Basket会員におすすめの公演をセレクトして販売。「劇団四季」などのチケットなど。
  9. カルチャーセンター
    朝日カルチャーセンターの入会金が無料。
  10. J-Basket会員イベント
    グルメ、カルチャー、スポーツなど、J-Basket会員の興味や季節に合わせたオリジナルイベントを開催

などです。

J-Basketの申込資格

J-Basketは誰でも申し込めるわけではありません。JCBカードの保有者のみが対象です。具体的には、クレジットカード番号が「354」「355」「357」で始まるJCBカードが対象です。プロパーカードのみならず、私のように提携カード(ANA To Me Card PASMO JCB)でも、カード番号が上記の形であれば申し込みが可能です。

J-BasketはJCBトラベルが運営するサービスですが、JCBトラベルの利用実績が全く無くても申し込むことができます(私自身がそうです)。また、JCBトラベルには、「ステージプログラム」と「TRAVIAマイページ」という登録が必要な2つのWebサービスがありますが、それらの利用の有無もJ-Basketとは関係ありません(私自身がそう!)。

年会費は税込み3,575円。ひと月あたり300円かかりません。支払は年に一度、登録したJCBカードにチャージされます。

J-Basket登録の流れ

J-Basketへの入会は、オンラインによる申し込みと申込書郵送の二つの方法があります。私は、手軽なオンライン申込をしました。

10月6日に申し込み、10月18日にJCBトラベルから郵便物が届きました。

「J-Basket」登録完了の案内が同封されていました。登録が完了したのです。

新規会員登録特典5,000円の旅行クーポン付与のお知らせです。是非使いたいです。

J-Basketのサービスガイドも同封されていました。

最後にメインコンテンツ季刊「J-B Style」です。80頁超の会員誌で、2024年秋号が同封されていました。

よくあるクレジットカード会社のゴールド会員向け会員誌に似たテイストと言えなくもないですが、J-Basket会員専用のツアー(非会員は会員同伴でないと参加できない)の案内やJ-Basket会員による旅レポがあったり、会員読者との距離が近いと感じました。ちなみに今回のJ-B Styleは9月1日発行だったようです。季刊なので、冬号が12月1日、春号が3月1日、夏号が6月1日発行なのでしょうかね?

ところで、上記に「J-Basket」登録完了の案内が来たと書きました。郵便物を受け取った時点で会員なのです。J-B Styleで紹介されている会員向けツアーもJCBトラベルデスクを通じて申し込めますし、今後は季節ごとに同誌が送られてきます。

しかし、これだけではJ-Basketを十分に活用することはできません。

最初の方で紹介した10個のサービスのうち、J-Basketオンラインに登録せずに利用できるのは、1のJ-B Styleの配本と9の朝日カルチャーセンターの入会金無料だけ。それ以外の8つの特典はJ-Basket Onlineへの登録が必要です。

J-Basket Onlineへの登録はあくまでオプションですが、J-Basketのポテンシャルを引き出すには、J-Basket Onlineへの登録が欠かせません。ただし、いきなりJ-Basket Onlineに登録することはできません。J-Basket Onlineに登録できるのは、J-Basketの会員だけです。まずは会員になることが先決です。それには、Webで申し込んでも1-2週間かかります。少しまどろっこしいのですが、そういうものだと割り切りましょう。

ところで、J-Basket Onlineは1周年を迎えたそうです。

J-Basket公式HPより

それ以前は、Onlineのサービスが無かったということでしょうかね。1年前はどんなサービスだったか想像できませんが、、、。いずれにせよ、良いタイミングで会員になったと思っています。

J-Basketの経済的メリット

J-Basketは、どの程度金銭的にお得なのでしょうか?

これは、個人のニーズやJ-Basketで提供されたサービスをどの程度実際に利用するかで大きく変わるものですので、あくまでも参考程度にしてください。

金額に換算できるものに着目すると、旅行クーポン、WELBOX、るるぶ、朝日カルチャースクールなどがあります(OZmallのレストラン予約で利用できる5,000円分のクーポンは抽選制のため含めません)。それぞれ見ていきます。

旅行クーポン

JCBトラベルの国内ダイナミックパッケージで使えるクーポンは、旅行代金によりそれぞれ以下のようになっています。

  • 旅行代金100,000円以上で5,000円引き(5%)
  • 旅行代金70,000円以上で3,000円引き(4.3%)
  • 旅行代金50,000円以上で1,000円引き(2%)

旅行代金が増えるほどクーポン率が上がります。もちろん、例えば総額500,000円なら1%に下がりますので、金額によっては他の割引手段を選んだほうが良いでしょう。

WELBOX

WELBOXは、株式会社イーウェルが運営する福利厚生サービスです。クラブオフやベネフィットステーションの競合と考えてよいでしょう。

日本の人事部というサイトによると、このサービスを導入する企業は、従業員1人につき400~500円負担しているようです。なので、一般的にはそれ位の価値があるサービスと言ってよいでしょう。

WELBOXを利用するには、別途WELBOXに会員登録する必要があります。J-Basket Onlineを登録した際、WELBOXへの登録が可能になるには、1週間程度時間を要するという説明がありました。それは無視して、すぐに申し込んだところ、すんなり会員登録ができて利用可能な状態になりました。場合によるかもしれませんが、待たずに申し込んでみるのがよいと思います。

電子版るるぶ無料ダウンロード

ダウンロードはるるぶサイトで行うので、るるぶへの会員登録(無料)が必要です。

まず購入前に、J-Basketのサイトでクーポンコードを確認しておきましょう。るるぶのサイトでの決済の際にそのクーポンを入力すれば、無料でダウンロードできます。

2月に高松に旅行に行く予定があるので、早速るるぶ香川を購入しました。1000円の商品が無料になりました!!

購入確認メール

毎月1点「るるぶ情報版」シリーズの電子書籍を無料でダウンロードできます。毎月ダウンロードすれば、1冊1000円として12,000円分になります。

これまでの紙版のるるぶは買っていましたが、旅行の行先が決まってから、その場所のるるぶを買ってました。無料であれば、行く先を決定する前でも、情報収集目的で気軽に購入できますね。

ちなみに、電子版はepubのフォーマットなので、epubビューワーが必要です。

朝日カルチャーセンター

カルチャーセンターとは無縁の生活を送ってきましたが、調べてみたら、朝日カルチャーセンターの入会金は5,500円(70歳以上・18歳未満・学生等除く)でした。

HPには、J-Basket以外にも無料になる団体、半額になる団体のリストがありました。

下の画像に表示されている範囲で言えば、タカシマヤカードと京王友の会カード保有者は半額止まりでした。無料になるJ-Basketの勝ちです。

朝日カルチャーセンター公式HPより

以上、金額がわかりやすいものをざっと並べてみました。

既述のとおり、J-Basketは年会費3,575円(税込み)です。これを安いと見るか高いと見るかは、人それぞれです。

私の場合、既にるるぶを1点無料でダウンロードしたので、1000円分の直接的な金銭メリットを享受しました。この先1年の間も、何冊かダウンロードすると思います。旅行のクーポンも折角なので使うと思います。年会費3,575円分のメリットは十分にありそうです。

J-Basketの非経済的メリット

直接的な経済メリット以外にも、J-Basketの会員としてのメリットはあります。

例えば、J-Basketの会員に以下のようなツアーが組まれていました。

J-Basket公式HPより

残念ながら、私が入会したタイミングでは申し込みに間に合いませんでしたが、個人的には非常に興味があるツアーでした。J-Basketの魅力の一つには、こういった「機会の提供」がありそうです。

また、J-B Styleという紙媒体が配本されるのも魅力かもしれません。個人的に楽天マガジンに加入しているため、最近は雑誌ですらオンラインで読んでいます。年4回ののんびりしたペースで、旅情報が豊富な、といって厚すぎない(80頁程度)雑誌が届く。通勤電車でちょこっと読むのに良いかもしれません。

 

以上、J-Basketの紹介でした。J-Basketについて書いているブログはあまり多くないので、多少なりとも読んでくださった方の参考になればうれしいです。