1000のマイルも1から

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ANAマイレージモールのマツキヨココカラでビールを買う

私は、毎晩夕食時にビールを飲んでいます。といっても、少量で、スーパードライの135ml缶1本です。少量というと250mlを思い浮かべる人が多いと思いますが、135mlというサイズがあるのです。小さすぎるためか、取り扱っていないお店もあります。

購入できる店が限られるのと、そもそも飲料は重いため、購入はもっぱらネットで行っています。定期的に購入するものなので、なるべくなら獲得できるポイントを最大化したいもの。今日は、そのことについて書きたいと思います。

購入先の選択

スーパードライ135ml缶は、少し前までは楽天市場で購入していました。そして、ここ半年くらいはヨドバシカメラです。

8月下旬から、日常生活(クレカ発行や金融口座の開設をしない)でのANAマイル獲得活動を再活性化し、ブログを再開したのをきっかけに、ビールのネット購入でもなるべくお得にマイルを獲得しようと購入先を再検討しました。

頭に浮かんだのがビック・カメラです。下記の記事にも書いた通り、ビック・カメラはマイルの獲得効率は良くはないものの、10%で付与されるポイント全体が元手となるので、獲得できるマイルの絶対量が多いのです。

 ⇒ ネットショッピングはビックカメラで

早速、ビックカメラにアクセスし、スーパードライを買い物かごに入れました。決済の直前、獲得予定のポイント数を見て、妙に少ないことに気づきました。10%ではなく1%だったのです。調べると、酒類への付与率は1%のようです。過去のヨドバシでの購入も確認しましたが、ヨドバシもビールは1%でした(購入時は気づいてなかった)。

ビックカメラで1%しか付かないとなると、考え直さなければなりません。ビックカメラの魅力は、獲得ポイントの絶対量であって、1%しかポイントが付与されないとなると、ANAマイルへの交換レート0.47%(JQビックルート利用時)の低さがネックとなり、利用する価値がなくなります。

ヨドバシも1%だったことを考えると、お酒の購入で裏技的な手法は世の中に無さそうだと思いました。そこで、正攻法でANAのサイトをチェックすることにしました。

ANAが運営する買い物サイトは、ANA MallとANAマイレージモールの2種類があります。違いは、以下の表のとおりです。

  ANA Mall ANAマイレージモール
マイルが貯まる
マイルで払える ×
提携先のポイントが付く ×

ANA Mallからチェックしました。ANA Mallには、「お酒の専門店リカマンショップ」と「お酒のビッグボス」という2軒の酒類販売店がありました。が、両方とも135ml缶は扱ってませんでした。

ANAマイレージモールの方をみると、マツキヨココカラがありました。知らない人は素通りしてしまうと思いますが、マツキヨココカラはビールも売っています。以前、楽天市場のマツキヨココカラで購入したことがあったので知ってました。

マツキヨココカラのポイント

マイル獲得のお得度を確認するには、直接もらえるマイルだけでなく、購入サイト独自のポイントも評価しないといけません。マツキヨココカラには、自社サイトで購入した会員にマツキヨココカラポイントを付与しています。そして、なんと獲得したマツキヨココカラポイントは直接ANAのマイルに交換できるではありませんか!(JALも)

マツキヨココカラの公式HPより

しかも、G-pointにも交換できるのです。これには驚きました。

マツキヨココカラの公式HPより

我が家は(妻は)日用品の購入にマツモトキヨシ/ココカラファインは使ってません。主に使っているのは、Welparkかスギ薬局です。マツキヨココカラとの比較のため、両チェーンのポイント制度を見てみましたが、Welparkは支払いに充当、スギ薬局は商品カタログ掲載の希望商品との交換というものでした。かろうじて、スギ薬局の対象商品にANAマイルがありましたが、500ポイント(100円の買い物で1ポイント) ⇒ 100マイルの低レートです。

他のドラッグストアは調べてませんが、Welparkやスギ薬局が業界的には一般的で、G-pointまで取り揃えているマツキヨはかなり先進的なのでは無いでしょうか?

Hapitas経由の楽天市場との比較

ANAマイレージモールのマツキヨココカラから買うのがお得そうだということがわかったので、検証のためHapitas経由の楽天市場と比較しました。購入金額は50,000円としています。

Hapitas経由楽天市場

Hapita経由で楽天市場を利用すると、Hapitasのポイントが1%付与されるので、500ポイント。これをJQみずほルートに乗せると350マイルになります。

楽天市場では、楽天ポイント(通常ポイント)が500ポイント付与されます。これをANAマイルに交換すると250マイルとなるので、Hapitas分と合わせ、600マイルです。

マツキヨココカラ@ANAマイレージモール

ANAマイレージモール経由でマツキヨココカラを利用すると、ANAマイルが1%付与されるので500マイル獲得できます。

マツキヨココカラポイントは500ポイント付与されますが、直接ANAマイルに交換しません。G-pointに交換します。交換後のG-pointは350ポイントとなります。G-pointをVポイントに交換して、JQみずほルートに乗せますが、G-pointでは10%の手数料がかかるため、315ポイントをJQみずほルートでANAマイルに交換となります。最終的なANAマイルは220マイルとなり、合計で720マイルとなります。

 

以上、ANAマイレージモール経由のマツキヨココカラがHapitas経由の楽天市場より120マイル多い結果となり、前者でスーパードライを購入するのが正解となりました。

ANAマイレージモールのショップ一覧を見ると、100円で1マイル付与というショップが結構あります。「100円で1マイル」は一見「100円で1ポイント」と同等と勘違いしそうですが、通常1マイル=2ポイントですので、「100円で1マイル」は一般的なポイントでいうと「100円で2ポイント」に相当し、かなりお得です。マツキヨココカラも結局、ここが効いているわけです。

50,000円買えるか?

マツキヨココカラポイントをGpointの交換するには500ポイント貯めなければいけません。有効期限は2年です。つまり、上記の試算でマツキヨココカラが得になるといっても、2年間に50,000円の買い物をしないと絵にかいた餅になります。

毎日ビールを飲むと言っても、外食したり旅行に行けば、自宅で買ったビールを消費できませn。なので、家でビールを飲む日は保守的に見積もって年300日、2年で600日とします。600本飲むには、1ケース24缶入りが25ケース必要です。1ケースは税込み2,494円なので、2年で62,350円(2,494円 x 25)となり、50,000円を充分上回ることが予想できます。

安心してマツキヨココカラでビールが買えます。