1000のマイルも1から

陸マイラーが福利厚生サービス・株主優待等を使うブログ

旅のサブスク「HafH」を始めました

何日か前に、旅行する際の移動手段である飛行機、新幹線、自動車についての記事を書きました。それぞれ、マイル、大人の休日倶楽部、高速道路周遊パスがいいかもっていう内容でした。
旅の足とくれば、旅の宿はどうなのってなります。陸マイラー活動を始める前後は、西武ホールディングスや大和ハウスリート法人の株主優待(両方とも今でも保有)が魅力的でした。クレジットカードのPARCカードクラスSではラフォーレホテルが安く泊まれました。その後株主優待は改悪され、PARCOカードは廃止となり、全て過去の話となりました。
ブログを停止していたここ6年半、世の中の動きについていってなかったので、今どんな優待があるのか把握してません。そこで手っ取り早く、お得に宿に泊まれる方法をChat GPTに聞いてみました。すると、いくつかある選択肢の中に、HafHというサービスがありました。Chat GPTによるとHafHはホテルのサブスクリプション・サービスとのこと。知らないサービスだったので、調べてみることにしました(その後、登録しました)。

HafH(ハフ)のサービス概要

ここから、HafHについて調べてざっと把握したことを書きますが、会員になったばかりで、正確に把握してません。もしかしたら、誤解している箇所もあるかもしれません。その点はご了承ください。

HafHは、会員が毎月一定額をクレジットカードで支払い、対価として一定量の「コイン」を受け取り、そのコインを利用してHafHに登録されているホテルに宿泊できるというサービスです。

例えば、ベーシックプランは月2,980円の定額で、毎月80コインがもらえます。コインは使わなければどんどん累積していきます。そして例えば、12ヶ月間ためて、960コインたまったとします。このコインを使えば、ホテルAに宿泊できるというサービスです。HafHお薦めのスタンダードプランなら通常月9,800円で300コインです。

一般的なサブスクリプション・モデルは、毎月一定額を支払えば、提供されるサービスが使い放題。つまり、使えば使うほど、1使用あたりの単価が下がりお得。使わなければお金の無駄というもの。SpotifyやNetflixが典型です。

これに対し、HafHは定額払いではあるものの、宿泊し放題ではなく自分が積み上げた支払い額(累積コイン)が使用の上限となります。またSpotifyやNetflixはひと月サービスを利用しなければ、その月の支払い額は「損した、捨てた」とユーザーは考えます。HafHの場合、宿泊しない月があってもコインは累積され、宿泊すれば、累積分は消費されます。つまり、HafHは宿泊を継続する限り、支払い損が発生しません。
こう考えると、HafHはサブスクリプションというより、賢い"旅費の積立"を支援してくれるサービスと言えるかもしれません。

宿泊料金が一定

これは、大きな特徴の一つと言えますが、HafHではホテルの部屋ごとの宿泊料が、平日・休日問わず基本的に一定だそうです。一般的には、ホテル(特にレジャー向け)の部屋は季節変動料金の典型で、平日は安く、休日は高く、年末年始、GW、お盆は最高値になります。HafHにはこの変動がなく、常に一定(必要コイン数が同じ)だそうです。
そのため、他の一般的な宿泊予約サイトで予約する場合に比べ、繁忙期はHafHでの予約がお得で、閑散期はHafHで予約すると逆に高くつくことがあるそうです。

旅行は基本的に移動手段+宿がコストの多くを占めます。この記事に書いたように、私は航空機以外の移動手段については、大人の休日倶楽部や高速道路周遊パスに注目をしていますが、これらは年末年始、GW、お盆等の繁忙期は適用除外になります。HafHとこれらを組み合わせ、旅の足と宿、両方ともお得を実現するのはちょっと難しいかもしれないです。

どんな宿泊施設があるのか

現時点で国内外30か国で約2,500施設あるそうです。
具体的にどの施設が対象か知りたい場合は、HafHのホームページにある地図検索を使えば把握することが可能です。例えば、群馬県を選んで、宿泊人数を入力して検索をかければ、群馬県の地図上にHafHで予約できる施設が表示されます。

全般的に、2人以下での利用を想定しているようで、宿泊人数を4名で検索すると表示される宿の数がかなり減ります。茨城県はゼロでした。娘2人は大学生ですが、まだ家族旅行について来る気なので、あと2-3年は4人での旅行が続きそうで、4人向け施設が少ないのは心もとないです。同時に2部屋の予約は出来ない仕様なので、2名x2部屋という形も取れません。妻にも会員になってもらうか考え中です。

ところで、HafHについて調べていて個人的に「おや?」と思ったことがあります。時折、敷金・礼金のようなキーワードが出現するのです。どうやら、HafHを利用してホテル暮らしをしている人が一定数いるようなのです。「一日3000円で朝食付きなら、部屋借りるより全然安い」「敷金・礼金がいらない!」みたいなコメントがWeb上にありました。ドミトリー/ゲストハウス/ホステルの類だと思います。こういう廉価な宿の登録も充実してるのかもしれません。また星野リゾートが部屋を提供していて、それが売りの1つのようですが、パっと見OMOとBEBという比較的カジュアルなブランドが中心です。HafH全体として、若者向けのカジュアルな施設が充実しているのかもしれません。

JALも参画

私はSFCを保有していて、今もANA VISA WIDEゴールドカードによる日常的な決済を中心に、地道にANAマイルをためています。溜まったマイルはSkyコインに変えて航空券の購入に充てています(特典航空券が取れない、、、涙)。
JALのJGCをも所有する紫組の方は違うでしょうが、私は飛行機に乗るなら出来るだけANA。基本JALは使いません。ところが、JALしか乗り入れていない空港もあるんですよね。その中の1つが出雲縁結び空港。「出雲大社には行ってみたいけど、一番近い空港はJALかぁ、、、」と思ってました。他にも行きたい場所は一杯あるので別に困ってるわけじゃないですが、このままでは永遠に出雲大社には行かないかも、なんて思ったりもしてました。JALを使う理由が欲しいんですよね。大げさに言えば正当化したい。何の芸もなく(お得になるテクニック無しに)、ただ航空券を買うのに抵抗がある。ましてや、マイルを貯めていないJALなら。

という思いをJALに対して持っていたところ、なんとHafHではJALの航空券が購入できるのです。HafHでJALの航空券がお得に取れるのであれば、JAL使う理由になります。まだ調べてませんが、ホテルと同じ仕組みであれば、航空券価格は年を通じて一定で、繁忙期はHafH経由がお得になるはずです。そこをうまく狙えばいい。そうそう、JALのチケットは、宿との宿泊がセットでなければ取れないそうです。一応、松江に玉井別館という良さげな旅館があるので行くならそことセットになるかなぁ。

9月12日まで招待限定での募集

HafHは2019年4月にサービスを開始して以来順調に成長し、2024年4月に会員10万人を突破。延べ宿泊予約も50万泊を突破しました。しかし、その後も「季節性や休祝日に大きく左右されることなく90日先までの予約が一定の価格、キャンセルが前日まで無料といった独自のコンセプトを維持しながら、より多様かつより多くの供給を確保していくためには、抜本的な改修が必要」との判断に至り、4月末まで3,000人限定募集を最後に新規会員の募集を停止していました。

そして、今回8月21日から9月12日まで、完全招待制で新規加入の募集を再開しました。ほぼ同じタイミングである8月23日からブログを再開した私は縁もあるのかなと思い、ブログで招待コードを公開してくださっている方を通じて会員になりました。

残念ながら、会員になりたての私は皆さんを招待することができませんが、検索すれば招待コードを公開しているブロガーさんは何人もいると思います。

私自身もこれから研究ですが、これを読まれている方で興味がある方は、試してみてはいかがでしょう?9月12日以降、次の募集がいつになるかは未定ですよ。

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