今年のお盆休みに、北海道に旅行に行く予定です。
埼玉在住の私は、北海道へは飛行機で行きます(この手配の話はいずれ)。そして、現地での移動はレンタカーになります。広い北海道旅行には、レンタカー必須です。
街中以外は、道も空いています。見通しが良い道は、みんな飛ばします。一般道を80kmで走ってても抜かれるときがあります。
そんな話はいいとして、今日はお得にレンタカーを借りる話です。
レンタカー会社の会員料金
レンタカー各社のHPをざっと見ると、会員料金というのが目に留まります。
会員登録をして、レンタカーを利用すると、非会員で利用する場合より、かなり安くなるようです。囲い込み戦略ですね。
具体的に、金額を見てみましょう。下記の画像は、夏の北海道旅行の日程で検索した、タイムズレンタカーの見積もりです。
一般会員であれば51,984円のところ、会員登録をし、北海道限定キャンペーンを利用すれば38,961円。なんと13,023円もお得です。
オリックスレンタカーも見てみましょう。一般料金でカローラクラスが40,743円です。一応キャンペーン料金のようです。
これが、会員料金になると33,680円に下がります。7,000円以上安いです。17%引きです。
以上、レンタカーを借りるなら、そのレンタカー会社の会員になることで、費用を抑えることができます。
しかし、それ以上に費用を安く抑える方法があります。"福利厚生サービス"を利用する方法です。
福利厚生サービスとは
福利厚生サービスは、文字通り企業の福利厚生を請け負うサービスで、社員が日常的に利用するサービスを割引くサービスです。
代表的なところでは、
- ベネフィットステーション(株式会社ベネフィットワン)
- クラブオフ(株式会社リロクラブ)
- ライフサポート倶楽部(リゾートソリューション株式会社)
などです。
それでは早速、ベネフィットステーションだと、レンタカー料金がどれくらいになるか確認してみましょう。
タイムズカーレンタルの料金
オリックスレンタカーの料金(スマホ画像無し、PC画像)
如何でしょう?
タイムズカーレンタルは、会員料金よりも1,809円安くなっています。オリックスレンタカーにいたっては、6,327円も安くなっています。
レンタカーを借りるのであれば、こういった福利厚生サービスを利用するのが、断然お得なのです。
ちなみに、競合の福利厚生サービスであるクラブオフで、タイムズカーレンタルの料金を調べたところ、ベネフィットステーションより789円安い料金になっていました。
ライフサポート倶楽部は、ベネフィットステーションと同じ金額でした。
福利厚生サービスのレンタカー料金まとめ
福利厚生サービスのレンタカー料金については、以下のことが言えると思います。
- 各社の会員向け料金を下回る料金でレンタカーが利用できる。
- 福利厚生サービス会社の間でも、若干料金が違う場合がある。複数のサービスりが利用可能で、少しでも安く利用したいのであれば、料金は比較すべき。
最後に、福利厚生サービスはどうしたら利用できるようになるか、わかる範囲で説明したいと思います。
福利厚生サービスを利用するには
勤め人の方は、上記で紹介した福利厚生サービスに、自分の会社が加入していないか、確認してみましょう。名称は、上記で紹介したものと違う場合が多いと思いますが、運営会社を見れば確認ができると思います。勤め人でなくても、何かの団体に加入している場合は、その団体が加入している可能性もあります。
自分の会社や所属団体ではなく、全く個人ベースでの加入は如何でしょう?
実は、個人でも加入する方法があります。いくつか見ていきます。
ベネフィットステーション
株式会社ベネフィットワンが運営するサービス。導入企業7,170社・会員数428万人(同社HPより)の規模。
JACCSカードを発行し、同社のWeb会員サービスであるIntercom Clubに登録すると、ベネフィットステーション(「J'sコンシェル」という名称になってます)が使えるようになります。Intercom Clubへの登録は無料です。
つまり、年会費無料のJACCSカードを発行すれば、完全無料でベネフィットステーションが利用できるようになります!
JACCSのカードは、初年度無料でも次年度以降は条件付き無料が多く、完全無料はあまり多くありません。
その中でも、「横浜インビテーションカード」は年会費完全無料ながら、付帯保険が充実、そしてなんといっても横浜の夜景を使った券面が美しく、とてもお勧めです(埼玉県民のくせに、私も一時保有してました)。
クラブオフ
株式会社リロクラブが運営している福利厚生サービスです。リロクラブが企業向けに提供しているサービスは、クラブオフ以外にもあり、それらを合わせ「RELO CLUBを導入している企業は約8,650社、会員数は450万人(総会員数は800万人)」ということです。クラブオフだけの数字はわからないものの、かなり大規模にやっていることは想像ができます。
クラブオフも、ベネフィットステーションと同様、クレジットカード発行を通じて無料で利用可能です。
それを実現するカードは、ベネッセイオンカードです。
このカードであれば、年会費無料の一方で、クラブオフを利用することが出来ます。
また、クラブオフは、いくつかの保険会社と提携しています。もしかしたら、皆さんが契約している保険会社経由で、クラブオフが利用できるかもしれません。よろしければ、一度確認してみてください。私も、自分が契約している保険経由で、クラブオフが使えることを数年間気づかずにいました。
私の場合は、三井ダイレクト損保の「クルマ生活応援サービス」という名前のついたクラブオフサービスを使っています。
クルマ生活応援という名前だからと言って、車関係だけではなく、クラブオフの全てのサービスが利用できます。
ライフサポート倶楽部
リゾートソリューション株式会社が運営している福利厚生サービスです。
オリコの年会費無料カード「JEWEL-G iD/JEWEL-G QUICPay」を発行すると、付帯サービスとして、ライフサポート倶楽部を利用することができます。
オリコのHPのキャッチでは女性向けのカードとされていますが、申込資格には「原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く)」とだけあり、女性限定とは明記されていないので、男性でも発行できると思います。
ちなみに、私の場合は、リゾートソリューションの株を保有しており、株主優待の一環として利用させてもらっています。
まとめ
陸マイラーの皆さんが飛行機旅行をするとき、目的地の空港から、レンタカーを利用する場合も結構あるのではないでしょうか?
紹介したように、福利厚生サービスを使うと、レンタカーが安く利用できます。レンタカー以外にも、色々なものが割引で利用できるので、使えるようにしておいて損はないと思います。