1000のマイルも1から

プリンスポイントとANAマイルを貯めてます。自分が実践してみたものを中心に綴ってます。

プリンスホテル豪州ホテルチェーンを買収~世界のプリンスホテルへ

7月3日付のプリンスホテルのプレスリリースによると、同社は、オーストラリアのホテルチェーン運営企業であるStay Well Hospitality Group Pty Ltdを買収するとのことです。

プリンスホテルロゴ

この買収により、日本のプリンスホテルから世界のプリンスホテルへ脱皮を図るとのこと。

SEIBU PRINCE CLUBの会員かつ西武ホールディングスの株主として、今回の買収について調べてみました。

Stay Well Hospitality Groupとは

www.staywellgroup.com

今回、プリンスホテルが買収するStay Well Hospitality Groupは、PARK REGISとLEISURE INNという二つのホテルブランドを展開しています。

プレスリリースによると、それぞれのポジショニングは、以下のとおりです。

PARK REGIS

PARK REGISロゴ

アップスケールサービスブランド。上質な空間と最新の機能を使用した一流のサービスを提供。

PARK REGIS Birmington(イギリス)

PARK REGIS Birmingtonのバー

PARK REGIS Singapore(シンガポール)

PARK REGIS Singaporeの部屋

PARK REGIS Kris Kin Dubai(UAE)

PARK REGIS Kris Kin Dubaiの部屋

 

LEISURE INN 

LEISURE INNロゴ

ミッドスケールブランド。付加価値のある快適でモダンな備えのホテル。

Leisure Inn Spires Blue Mountains(オーストラリア)

Leisure Inn Spires Blue Mountainsの外観

Leisure Inn Penny Royal Launceston(オーストラリア)

Leisure Inn Penny Royal Launcestonの部屋

Leisure Inn West Gurgaon(インド)

Leisure Inn West Gurgaonの部屋

Stay Well Hospitality Groupの国別展開状況

Stay Wellのホテルは、オーストラリア、インド、UAEを中心に展開されています。両ブランドの国別の展開状況です。薄いブルーが営業中のホテルで、赤茶が今開発中のホテルです。

Stay Well Hospitality Group運営・開発中ホテル一覧

Stay Wellが運営するホテルの施設数・部屋数の表

既存のホテルは、オーストラリアとインドが多いですね。一方、開発中はインドとUAEが多いです。インドはLEISURE INNが多くて、UAEはPARK REGISが多いです。所得水準を考えると納得です。

 

全30施設中、12施設が開発中。ちょっと開発中の割合が多い気がします。今回の身売りは、西武グループの資金力を当てにしてるんでしょうかね。

それと、LEISURE INNを中心に全体的に小規模の施設が多いです。レジャーインは、100部屋以下が多いです。パークレジスは16部屋から622部屋まであります。

Stay Well Rewards

Stay Wellには、Stay Well Rewardsというメンバーシッププログラムがあります。メンバーシップは2段階に分かれていて、Classic Member(平会員)とGold Memberがあります。

Classic Member

Classic Memberになると、ホテルの宿泊やホテル施設の利用で、ポイントを貯めることができるようになります。

基本的に1豪ドルで1ポイント付与(但し10豪ドル以上の支払で)です。すでに、国境を跨いで展開しているグループなので、それ以外の通貨にも対応しています。

1ポイントを獲得するに必要な金額を複数通貨で示しているテキスト

Classic Memberの場合、ポイントの有効期限は24か月です。

Classic Memberのそれ以外のサービスとなると、インターネットが有料の施設の場合に、利用料が1時間無料になる程度です。Classic Memberは、要するにポイントを貯めて使うだけの会員です。

Stay Well Rewardsの還元率 

豪ドルの場合、625ポイント貯めると25豪ドル分を、宿泊の支払に充てることができます。還元率4%。かなりの高還元率ですね。計算したら、シンガポールドルも4%でした。他の通貨も恐らく同様だと思います。

625ポイントがそれぞれの通過でどの程度の価値があるかを示した表

Gold Member

ゴールドメンバーになると、付与されるポイントは1.5 倍になります。ポイントの有効期限も48か月に延長されます。さらに、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、部屋のアップグレードの特典が付帯されます。

ゴールドメンバーの特典説明

ゴールドメンバーの方が全然お得ですね。

Terms and Conditions見たところ、12か月の間にPARK REGISかLEISURE INNで10泊すると、ゴールドメンバーになれるみたいです。

Stay Well Rewardsの提携先

Stay Well Rewardsは、航空会社のマイレージプログラムと提携しています。Stay Well Rewardsのメンバーは、チェーンのホテルに宿泊したときに貯めるポイントを、提携先のマイレージに指定することができます。

提携先は、以下のとおりです。

Velocity Frequent Flyer

Virgin Australiaが運営するプログラムです。Velocity自体も以下の航空会社と提携しています。

Velocityが提携している航空会社のロゴ一覧

Kris Flyer

シンガポール航空のプログラムです。

Qantas Frequent Flyer

文字通りカンタス航空のプログラムです。

プリンスホテルのビジョン

今回のStay Well買収により、プリンスホテルは世界ブランドになることを宣言しています。

「日本のプリンスホテルから世界のプリンスホテルへ」というスライド

具体的な年は示していませんが、将来的には現在の3倍の規模にするとのことです。

f:id:gaotsu:20170708162753p:plain

中長期って、どれくらいの期間かわかりませんが、3倍の規模を目指すとなると、今後も買収という手法は使ってくると思います。

もう一つ上のレイヤーである、西武ホールディングスから見ると、主力事業である西武鉄道は超安定ながら、人口減の日本では、この先大きな成長は不可能です。もう一つの主力事業であるプリンスホテルで、世界に打って出るというのは、成長を持続するには取らざるを得ない選択だと思います。

最後に

私のように、SEIBU PRINCE CLUBのメンバーにとっては、いつStay Wellのメンバーシッププログラムと連携するかが興味のあるところですね。でも残念ながら、具体的なロードマップは示されてません。

今は、外資系のホテルチェーンがどんどん日本に入ってきており、ホテルチェーンと言えば、外資系の話ばかりです。そんな中で、日系ホテルが逆に世界に打って出るのであれば、応援したいと思います。

 

今回の買収に関するプリンスホテルのプレスリリースは、こちらです。

【このブログのその他の記事】

 ⇒ プリンスポイントの紹介 ~ ネットマイルで貯めホテルで使う

 ⇒ ザ・プリンス パークタワー東京 1泊26時間滞在

 

当ブログではGoogle Analyticsを利用して、アクセス解析を行うためにcookieを使用しております。Google Analyt
icsで集計したデータは、当ブログのアクセス解析や改良、改善の為に使用させていただくものとします。なお、cookieは個人を特定する情報を含まずに集計しております。Googleによるデータの使用に関しては「ポリシーと規約」をご覧ください。