1000のマイルも1から

プリンスポイントとANAマイルを貯めてます。自分が実践してみたものを中心に綴ってます。

マイル還元率1.7%超 - ANA VISAワイドゴールドカードとは

ANA陸マイラーが持つべき、クレジットカードには、定番があります。

まず一つが、ANA To Me Card PASMO JCB(通称ソラチカカード)。
これは持つべきなどという生易しいものではなく、もたないと話しになりません。絶対的に必要なカードです。ただし、ソラチカカードはソラチカルートの提供が、唯一最大のメリットです。買い物の決済では、0.5%の還元率しかなく、見るべきものはありません。また、SFCを取得を考えた場合も、SFCが載せられない欠点があります。

そこで、決済面やSFC取得を考えた場合、別のカードを用意する必要があります。最もお勧めとなるカードは、ANA VISAワイドゴールドカードです。

ANA VISAワイドゴールドカード券面画像

これまで当ブログでは、このカードの一部の機能をピンポイントで取り上げたことはありましたが、全体的な概要を説明したことがなかったので、本日は改めて、このカードの説明を試みたいと思います。

 

国際ブランド(Masterもあります)

このカードの説明をいきなり、ここから始めるブログも無いと思います(笑)。

私も含め、ほぼ全ての陸マイラーが、自動的にANA VISA,,,,と始めてしまいますが、国際ブランドをMasterとしてもOKです。

要するに、「ANA Master ワイドゴールドカード」ですね。

ANA VISAワイドゴールドカードもANA Masterワイドゴールドカードも発行元は三井住友VISAカードで、同社のページ上では同列に扱われています。

三井住友カードHPでのワイドゴールドカードの条件・特典一覧。VISAとMasterが並列で扱われている。

ですので、すでにVISAのロゴ入りカードをお持ちで、Masterのロゴが入ったカードを持っていない方は、ANA Master ワイドゴールドカードを選択するのも一考です。(ただし、ANA JCBワイドゴールドカードは、発行元がJCBで、全く違うカードです。)

ここから先も便宜上ANA VISAワイドゴールドカードと記載を続けますが、ANA Masterワイドゴールドカードと読み替えて頂いても全く問題ありません。

年会費(割引制度あり)

ANA VISAワイドゴールドカードの年会費は税込み15,120円です。家族会員は4,320円です。

JCBのプロパーカードのゴールドや三井住友カードのプロパーゴールドの年会費が10,800円であることを考えると、やや高い設定です。

ただ、年会費には割引制度があって、WEB明細サービスで1,080円、マイペイすリボの設定で3,780円の割引となるので、これらを設定すれば10,260円にまで抑制することができます。 

 本人家族
割引前年会費 15,120 4,320
WEB明細書サービス割引 1,080 0
マイペイすリボ割引 3,780 1,620
割引後年会費 10,260 2,700

このカードのポテンシャルを引き出すには、マイペイすリボを設定(後述)することになるので、多くの陸マイラーは年会費10,260円でこのカードを利用しています。

ゴールドカードとしての典型的特典

一般的なゴールドカードと同様、このカードには以下の典型的な特典があります。

  • 国内・海外旅行傷害保険の最高補償額5000万円
  • 国内空港のラウンジ利用

ANAのゴールドカードではありますが、利用できる空港ラウンジは、所謂カードラウンジであり、特に良いものではありません。

最高峰のマイル付与率

それでは、このカードの最大の特徴であるショッピング決済に伴う、マイルの付与について説明します。

このカードのマイルの付与は3つの要素に分かれます。

  1. 通常のショッピングマイル
  2. マイペイすリボの設定によるボーナスマイル
  3. 前年度の買い物実績によるボーナスマイル

ひとつづつ見ていきます。

通常のショッピングマイル

三井住友カードのポイントプログラムは、ワールドプレゼントといいます。このカードで買い物をすると、ワールドプレゼントのポイントが付きます。

ポイントは、1,000円で1ポイントです。1,000円未満は切り捨てです。ただ、個別のお買い物の都度に付与されるのではなく、月間(16日~15日)の買い物総額に対するものです。そのため、1,000円未満の切り捨てによる影響は、最小限に抑えられています。

ワールドプレゼントのポイントは、1ポイント=10マイルでマイルに交換できます。したがって、1,000円の買い物に対して10マイル、マイル還元率1%となります。

 

ワールドプレゼントのポイントをマイルに交換するには、自動移行と応募形式の二通りがあります。

自動移行は、毎月自動的にポイントからマイルに交換されます。応募形式は、自分でマイルへの交換申請をします。

交換したマイルは有効期限が3年ですので、多少の手間はありますが、応募形式にしておいて自分で交換時期をコントロールすることがベターです。

*私は、カード申し込み時に、自動移行を選択してしまい、今も自動移行です。自動移行から応募形式への変更はオンラインでできず、郵送手続きとなります。その煩わしさのため、未だ変更手続きしてません、、、。

マイペイすリボの設定によるボーナスマイル

三井住友VISAカードのサービスに、「マイペイすリボ」というのがあります。サービス名称からすぐにわかると思いますが、所謂自動リボ払いの仕組みです。この仕組みを設定すると、全ての買い物がリボ払いとなります。

そして、通常ポイントと同額のボーナスポイントが追加で付与されます。つまり、ポイントが2倍になります。

ただ、マイペイすリボを設定し、そのまま何もしないで買い物をすると、年利15%の手数料負担になります。ボーナスポイントのメリットなど吹き飛び、とんでもなく負担の大きい支払方法になってしまいます。

 

ところが、マイペイすリボを使いつつも、一時増額払いを賢く利用し、月の手数料(利息額)を1円~数十円に抑えながら、ポイントだけしっかり倍もらうという手法があります。ANA VISAワイドゴールドカードを保有している陸マイラーは、それを実践しています。詳しい説明は少々長くなってしまうので、下記の記事を参照してください。

 ⇒ ANA VISAワイドゴールドカード リボ払いの解説

 

マイペイすリボの設定により、追加で獲得したボーナスマイルに対して、陸マイラーはさらに工夫を凝らします。

 

ANA VISAワイドゴールドカードのボーナスポイントは、通常ポイントと同じようには、ANAマイルへ交換できません。下の表をご覧いただくとわかるとおり、1ポイントは3マイルにしかなりません。還元率は0.3%です。

保有カード別の通常ポイント・ボーナスポイントのANAマイルへの交換レート一覧表

 

しかし、これはボーナスポイントをANAマイルに直接交換した場合の話です。
ボーナスポイントをPeXに交換し、PeX経由でANAマイルに交換すると、獲得できるマイルを増やすことができます。

ボーナスポイント1ポイントは、PeX50ポイントに交換することができるためです。

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PeXはソラチカルートで、ANAマイルに交換することができます。ソラチカルートで10PeXポイント を0.9マイルへ交換できるので、PeX50ポイントは、4.5マイルと計算されます。ワールドプレゼント1,000ポイントは4,500マイルになるということですね。
もし、直接マイルに交換していれば、3,000マイルにしかなりませんので、1,500マイルも違うことになります。

僅かな負担(最低月1円)はあるものの、上記の一連の手続きを踏まえれば、マイペイすリボにより、マイル還元率を0.45%上乗せすることができます。

 

前年度の買い物実績によるボーナスマイル

ANA VISAワイドゴールドカードは、前年度の買い物累計額応じたボーナスマイルが、今年度に付与される制度があります。申し込みは必要ありません。 

前年度の実績と今年度のボーナスポイントの付与条件は、下の表のようになります。

前年度
(2015年2月~2016年1月)
お支払いのお買物累計金額
今年度(2016年2月~2017年1月)お支払いの
お買物累計金額に応じたボーナスポイント
300万円以上
(V3 ステージ)
50万円で300ポイント
以降10万円ごとに60ポイント
100万円以上300万円未満
(V2 ステージ)
50万円で150ポイント
以降10万円ごとに30ポイント
50万円以上100万円未満
(V1 ステージ)
50万円で100ポイント
以降10万円ごとに20ポイント

 

一見、複雑ですが、V3、V2、V1各ステージのマイル付与率は、それぞれ一定です。

ボーナスポイント1ポイトを3マイルに交換したとすると、それぞれ0.18%、0.09%、0.06%です。

今年の買い物V3V2V1
ポイントマイル付与率ポイントマイル付与率ポイントマイル付与率
500,000円 300 900 0.18% 150 450 0.09% 100 300 0.06%
600,000円 360 1,080 0.18% 180 540 0.09% 120 360 0.06%
700,000円 420 1,260 0.18% 210 630 0.09% 140 420 0.06%
800,000円 480 1,440 0.18% 240 720 0.09% 160 480 0.06%
900,000円 540 1,620 0.18% 270 810 0.09% 180 540 0.06%
1,000,000円 600 1,800 0.18% 300 900 0.09% 200 600 0.06%
1,100,000円 660 1,980 0.18% 330 990 0.09% 220 660 0.06%
1,200,000円 720 2,160 0.18% 360 1080 0.09% 240 720 0.06%
1,300,000円 780 2,340 0.18% 390 1170 0.09% 260 780 0.06%
1,400,000円 840 2,520 0.18% 420 1260 0.09% 280 840 0.06%
1,500,000円 900 2,700 0.18% 450 1350 0.09% 300 900 0.06%
1,600,000円 960 2,880 0.18% 480 1440 0.09% 320 960 0.06%
1,700,000円 1,020 3,060 0.18% 510 1530 0.09% 340 1020 0.06%
1,800,000円 1,080 3,240 0.18% 540 1620 0.09% 360 1080 0.06%
1,900,000円 1,140 3,420 0.18% 570 1710 0.09% 380 1140 0.06%
2,000,000円 1,200 3,600 0.18% 600 1800 0.09% 400 1200 0.06%
2,100,000円 1,260 3,780 0.18% 630 1890 0.09% 420 1260 0.06%
2,200,000円 1,320 3,960 0.18% 660 1980 0.09% 440 1320 0.06%
2,300,000円 1,380 4,140 0.18% 690 2070 0.09% 460 1380 0.06%
2,400,000円 1,440 4,320 0.18% 720 2160 0.09% 480 1440 0.06%
2,500,000円 1,500 4,500 0.18% 750 2250 0.09% 500 1500 0.06%
2,600,000円 1,560 4,680 0.18% 780 2340 0.09% 520 1560 0.06%
2,700,000円 1,620 4,860 0.18% 810 2430 0.09% 540 1620 0.06%
2,800,000円 1,680 5,040 0.18% 840 2520 0.09% 560 1680 0.06%
2,900,000円 1,740 5,220 0.18% 870 2610 0.09% 580 1740 0.06%
3,000,000円 1,800 5,400 0.18% 900 2700 0.09% 600 1800 0.06%

 

一方ボーナスポイントを三井住友の言いなりにはならず(笑)、PeXに交換し、ソラチカルートに乗せると、V3、V2、V1のマイル還元率は、それぞれ0.27%、0.13%、0.09%になります。

今年の買い物V3V2V1
ポイントマイル付与率ポイントマイル付与率ポイントマイル付与率
500,000 300 1,350 0.270% 150 675 0.135% 100 450 0.090%
600,000 360 1,620 0.270% 180 810 0.135% 120 540 0.090%
700,000 420 1,890 0.270% 210 945 0.135% 140 630 0.090%
800,000 480 2,160 0.270% 240 1,080 0.135% 160 720 0.090%
900,000 540 2,430 0.270% 270 1,215 0.135% 180 810 0.090%
1,000,000 600 2,700 0.270% 300 1,350 0.135% 200 900 0.090%
1,100,000 660 2,970 0.270% 330 1,485 0.135% 220 990 0.090%
1,200,000 720 3,240 0.270% 360 1,620 0.135% 240 1,080 0.090%
1,300,000 780 3,510 0.270% 390 1,755 0.135% 260 1,170 0.090%
1,400,000 840 3,780 0.270% 420 1,890 0.135% 280 1,260 0.090%
1,500,000 900 4,050 0.270% 450 2,025 0.135% 300 1,350 0.090%
1,600,000 960 4,320 0.270% 480 2,160 0.135% 320 1,440 0.090%
1,700,000 1020 4,590 0.270% 510 2,295 0.135% 340 1,530 0.090%
1,800,000 1080 4,860 0.270% 540 2,430 0.135% 360 1,620 0.090%
1,900,000 1140 5,130 0.270% 570 2,565 0.135% 380 1,710 0.090%
2,000,000 1200 5,400 0.270% 600 2,700 0.135% 400 1,800 0.090%
2,100,000 1260 5,670 0.270% 630 2,835 0.135% 420 1,890 0.090%
2,200,000 1320 5,940 0.270% 660 2,970 0.135% 440 1,980 0.090%
2,300,000 1380 6,210 0.270% 690 3,105 0.135% 460 2,070 0.090%
2,400,000 1440 6,480 0.270% 720 3,240 0.135% 480 2,160 0.090%
2,500,000 1500 6,750 0.270% 750 3,375 0.135% 500 2,250 0.090%
2,600,000 1560 7,020 0.270% 780 3,510 0.135% 520 2,340 0.090%
2,700,000 1620 7,290 0.270% 810 3,645 0.135% 540 2,430 0.090%
2,800,000 1680 7,560 0.270% 840 3,780 0.135% 560 2,520 0.090%
2,900,000 1740 7,830 0.270% 870 3,915 0.135% 580 2,610 0.090%
3,000,000 1800 8,100 0.270% 900 4,050 0.135% 600 2,700 0.090%

 

マイル付与率の結論

以上、3つのマイル付与要素を合計すると、以下の結論が得られます。

V3ステージの方・・・1.72%(1% + 0.45% + 0.270%)

V2ステージの方・・・1.585%(1% + 0.45% + 0.135%)

V1ステージの方・・・1.54%(1% + 0.45% + 0.09%)

 

如何でしょうか?V3であれば、1.7%以上、V1でも1.5%以上の高還元率です。

通常のANAカードは1%ですので、このカードのポテンシャルの高さがお分かりになると思います。

例えば、1.72%の還元率で、年間3,000,000円決済すれば、51,600マイル貯めることができます。51,600マイルあれば、ハイシーズンであっても、香港に二人で行って帰ることが出来ます。

この高還元率が、陸マイラーに支持されている最大の理由です。

スカイコインへの優遇レート

SFC修行は、プレミアムポイントを獲得するための活動なので、プレミアムポイントが付与されない特典航空券は利用しません。

普通にお金を払うか、スカイコインを使って、航空券を購入します。スカイコインは、ANAマイルを交換することによって得られます。ANA VISAワイドゴールドカードを保有していれば、この交換レートが優遇されます。

50,000マイル以上を交換する場合、一般カードが1.5倍のスカイマイルに交換できるのに対し、ANA VISワイドゴールドは、1.6倍になります。

 

ANAプレミアム会員ステータス別・保有カード別スカイコインへの交換比率一覧表

 

その他のメリット

上記であげたメリット以外にも、ANA VISAワイドゴールドカードには、以下のメリットがあります。 

  • ビジネスクラスカウンターで余裕のチェックイン
    これで、チェックインでは混雑知らずですね。
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス

    対象ホテルは、ANAクラウンプラザホテルなどです。ホテルの飲食って、高くつくので、この特典は魅力的だと思います。

  • SFCを取得した場合、ANA VISAワイドゴールドカードに載せることができる。

まとめ

最後に、ANA VISAワイドゴールドカードのメリットをまとめておきます。

  • 表面的には年会費15,200円、マイル還元率1%程度のゴールドカードが、マイペイすリボの設定等、手を尽くすことにより、年会費10,260円マイル還元率1.5%超のコスパの極めて高いカードに大変身する。
  • ANAマイルをスカイコインへ優遇レートで交換できる。
  • SFC取得前であっても、ビジネスカウンターでのチェックイン利用可能。ANA系のホテルで朝食無料。
  • SFCを載せることが可能。
  • ゴールドカードとして、5千万円の旅行傷害保険。空港ラウンジ利用。

ポイントサイトを駆使してマイルを獲得する一方、日常の買い物の決済も、マイルを獲得するための貴重な機会です。その機会を最大限に生かすためにも、ANA VISAワイドゴールドカードは、陸マイラーとして是非とも手に入れたい1枚です。 

本日も、最後までお読み頂き、ありがとうございました。 

 

【その他のこのブログ記事】

 ⇒ 陸マイラー必携 - ソラチカカードの解説

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