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70,000円なら還元率105%?ふるさと納税のポテンシャル考察

税金の支払いで高ポイント還元率をたたき出す - にわかには信じられない話です。

税金の支払いでポイントを貯める裏技は、JCBブランドの楽天カードで、ナナコをチャージし、そのナナコでセブンイレブンで納税するという手法が、一部の方には知られています。ナナコによる納税自体では、ポイントは発生しないものの、JCBブランドの楽天カードなら、ナナコのチャージでポイントが付きます。それをもって、間接的ながら納税でポイントゲットと言われているのです。

でも、今流行りのふるさと納税をうまく使うと、全く次元の違うポイント還元率となる可能性があります。

ふるさと納税のイメージ画像。漁村に船が連なっている写真。「ふるさと納税で日本を元気に!」というスローガン入り。

今日は、ポイントサイトで得られるポイントで、ふるさと納税の実質負担額である「2,000円」を回収するには、どの程度の納税が必要か検証したいと思います。

ふるさと納税制度とは

自分が応援したい自治体に納税(正確には寄付)できる制度です。応援したい自治体は、自身の出身地である必要はなく、任意の自治体で問題ありません。

自分が選んだ自治体への納税額から、2,000円マイナスした金額を次の年に自身の所得税・住民税から控除できます。例えば、2016年に30,000円ふるさと納税をしたら、2017年に28,000円分の税金が減額されます。ふるさと納税を選択することによって、2,000円だけ負担が増えるということですね。

そして、その自治体から、特典(特産物など)がもらえることが、ほとんどです。

特典の種類の多さ、または一部の特典の豪華さから、ふるさと納税は、近年ブームの様相を呈しており、ふるさと納税のポータルサイトもいくつか開設されていて、そのサイトを通じて、各自治体に寄付もできます。

ふるさと納税の正確な情報は、総務省がポータルサイトを開設しているので、それを参照して頂くのが良いと思います。

 

ポイントサイトとふるさと納税

ふるさと納税の一部のサイトは、所謂ポイントサイトと提携しています。ポイントサイトを通じてふるさと納税を実施すると、ポイントサイトのポイントが付与されるのです。
ポイントサイトとふるさと納税の提携関係は、以下のようになっています。

【2017年1月20日更新】

納税ポータル概要提携ポインサイト
さとふる 各ポイントサイトから、さとふる
全体にアクセス可能。ポイント
バックは、1件当たりの固定金額。
すぐたま(165円)
ポイントタウン(150円)
PONEY(15円)
GetMoney!(150円)
ふるなび 各ポイントサイトからは、特定の
自治体のみにアクセス可能。
アクセス可能な自治体もポイント
サイトにより異なる。
ポイントバックは、金額に対する%。
ポイントタウン(1.0%1.5%)
ハピタス(1.2%1.4%)
すぐたま(0.9%1.35%)
ちょびリッチ(1%)
GetMoney!(0.6%)
Poney(0.5%1%)

 

(2017年1月20日追記)

12月の駆け込み需要が終わり、年が明け、ポイントサイト各社の還元率・還元額が低下しています。なお、「楽天ふるさと納税」も楽天市場の一つのサービスとして利用できます。各ポイントサイトの楽天市場向け還元率が適用されます。

ふるさと納税をポイントサイト経由にするメリット

税金が原則給与天引きとなるサラリーマンには、税金の支払いでポイントが貯まる余地はありません。

ところが、ポイントサイトを通じたふるさと納税の支払いは、以下のメリットがあります。
① ポイントサイト経由で支払いができる。
② クレジットカードで支払いができる。
③ 名産品を中心に、商品が届く。

いうまでもなく、①及び②では、それぞれポイントサイトのポイント、クレジットカードのポイントが付与されます。では、ポイントサイトでのポイント還元率がどのようになるか、計算してみましょう。

 

なお、ここで言っている還元率とは、ポイントサイトで貰えるポイントで、ふるさと納税の実質負担金である2,000円を、どの程度カバーできるかの割合のことを指しています。

一件当たりの金額が固定の場合

ポイントサイトによるポイントの付与方法は、一件につき〇〇ポイントという方法(さとふる)と、納税額に対する%で計算する方法(ふるなび)に大別されます。ここでは1件あたり150円の場合で試算してみます。

1件150円とすると、納付額が10,000円の場合は1.5%、5,000円の場合は3.0%となります。50,000円なら、還元率は0.3%です。これだけ見ると、全然たいしたことないです。

でも、ここで思い出して頂きたいのは、収めた税金は次年度に戻ってくることです。
10,000円寄付したら、8,000円戻ってきます。持ち出しは2,000円です。つまり、2,000円の支出で、150ポイントをゲットしたことになります。これで一気に還元率は7.5%に上昇します。

20,000円の場合はどうでしょう?20,000円であっても、自己負担は2,000円のままです。ポイントは300ポイントに増えますので、還元率は15%です。

このまま、30,000円、40,000円と増額していくと、140,000円の段階で、ポイントが2,100ポイントとなり、還元率105%と100%を超えます。

なお、ふるさと納税自体には制限はないので140,000円の寄付をすることはできます。しかし、次の年に減額される金額には、年収・家族構成に応じて上限があります。従って、138,000円が全額戻ってくるかどうかは、きちんと試算する必要があります。総務省のHPにあった年収の目安を転載しておきます。

 

(全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安)

総務省作成。全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安の一覧表。

 

上記は、1件10,000円の前提で計算しましたが、1件5,000円のものだけに限定するとどうでしょうか?

1件あたり150ポイント付与は、5,000円の納税でも変わりません。また、5,000円納税でも、次年度の還付は3,000円で、自己負担2,000円は同じです。したがって、還元率は7.5%。1件10,000円だった場合と一緒です。

2件納税して、10,000円になった場合も、10,000円を2件寄付した20,000円と同じ還元率の15%となります。こうして、1件づつ増額していくと、70,000円(14件)になった時点で、ポイント付与が2,100(150 x 14件)となり、還元率105%となります。

上記の表の目安では、年収6-7百万円であれば、68,000円の還付(納税額70,000円 - 自己負担2000円)が受けられるので、5,000円 x 14件が前提であれば、還元率100%実現に手が届きます。

%で決まる場合

一方、%でポイントが付与される場合はどうでしょう?1.5%で考えてみましょう。

この場合、5,000円の納税は75ポイント、10,000円の場合は150ポイントです。自己負担2,000円は変わりません。

1件10,000円の場合は、150ポイント固定の場合と全く同様です。140,000円の納税をしたとき、ポイントが2,100となり、2,000円の自己負担を超えます。

1件5,000円の場合も同じで、合計140,000円の納税をしたときに、2,100ポイントとなります。この場合、必要な件数が28件となり、管理の手間は増えます。

逆に1件20,000円の納税であれば、7本こなすだけで、還元率が105%となります。

100%のその後は?

ここまでは、還元率が100%を超えた段階までしか計算しませんでしたが、まだまだ控除枠に余裕がある場合はどうでしょう?150ポイント固定、1件10,000円の場合でみてみます(1件10,000円であれば、還元率1.5%も同じです)。

 

200,000円(20件)の納税だと、、、、

200,000円÷10,000円×150=3,000ポイント
3,000ポイント÷2000円=150%

 

300,000円(30件)なら

300,000円÷10,000円×150=4,500ポイント
4,500ポイント÷2000円=225%

 

ようするに、分母となる2,000円は納税額によらず一定の一方、分子となるポイントは、納税額に比例して増えるので、還元率はどんどん上昇することになります。

 

ここまでは、ポイントだけで考えましたが、同様に納税額に比例して増えるクレジットカードのポイント及び特典商品の価値を考えると、高額のふるさと納税を行う効果は、すさまじいものとなるはずです。

税の世界では通常累進課税の概念により、高所得者ほど負担が重くなりますが、ふるさと納税の場合は全く逆で、高額納税者ほどメリットを得やすい構造となっています。

 

最後に

ポイント還元率だけに注目すると、ふるさと納税のポテンシャルは特筆に値します。一方、扱うポイントの絶対額は多くはありません。1件150ポント程度の世界です。

したがって、ふるさと納税のためだけに、あっちこっちのポイントサイトを利用するのではなく、ショッピング案件でメインに使っているポイントサイトで取り組むのが良いと思います。

なお、税務は、かなり専門的な部分があります。ここに記載していることは、私の個人の理解であって、その正確性は担保できません。必ず、ご自身で総務省のポータルサイト等で仕組みを確認してから、実施してください。

 

ところで、この記事は「ふるさと納税 還元率」という複合ワード検索で、いらっしゃった方が多いようです。「ふるさと納税」のみならず「還元率」というワードを加えるところに、意識の高さを感じます。

もし、少しでもお得にふるさと納税を、ということであれば、ポイントサイト経由の納税を検討なさっては如何でしょうか?ふるなび、楽天ふるさと納税であれば、ハピタス等のポイントサイト経由での納税が可能です。

そのあたりの詳細は、以下の記事にまとめています。よろしければご覧ください。当サイトで、1,2の人気を誇る記事です。

 ⇒ ふるさと納税でポイントを3重取りする方法

 

【関連記事】

楽天ふるさと納税を使ってみた記事です。 

 ⇒ 楽天ふるさと納税はハピタス経由にしよう

ふるさと納税の特典を利用してみての記事です。

 ⇒ ふるさと納税で獲得したモンベルポイントバウチャーを使いました

 ⇒ 家ですき焼き!具材の肉はふるさと納税・割り下は100%還元

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